ブルックリンで生きるってなに?
最近では、ブルックリンに住んだことのない人が”ブルックリン”というだけで、なんだかかっこいい風な、そんな気持ちでブルックリンを紹介しているが、10年以上このブルックリンに住んでいないと気付かないこの街の良さはもっと深いところにある。
それは「生き方」。
ブルックリンは「枠を超えた人たち」がこの場所を創ってきたことから始まる。
何にも捉われないで、自由な発想で実験(エクスぺリメント)を繰り返してきた
いわば「完成品」を嫌う人たちの集まりなんだ。
「完成品」に魅力を感じない私たちは、魅力的な自分だけの「オリジナルの物を創ろう」と気持ちが変化していった。古き時代のものには「ソウル」が宿っていると、ビンテージを修復してイノベーションしたり、大事にしているのも、自分たちが心を込めて創った経験があるから、心と体でそう感じられる。
そして自分が良いと思った物をシェアーするのは、人生を楽しんでいることに幸せに感じているから出来るんだ。
ブルックリンで生きる女性は、「枠」を気にする必要はない。「毎日を楽しく生きる」=「毎日を楽しく創る」それが、私たちをワクワク、ドキドキさせるから。日本人女性は見られることを気にし過ぎたり、枠の中にはまろうとするが、ブルックリン女性は見られる事はどうだっていいし、それより「自分はどう在りたいか」や「生きている間に何をするか」が大切。その考え方が人生の深みを外見にも投影させ、そして幾つになっても魅力的にさせる。
多民族が共存するブルックリンで、自分のアイデンティティーを表現出来ない女性は相手にされず、綺麗に見られたいだけの、中身が空っぽの美人がハイヒールを履いて歩いていても、誰も目を止めないだろう。
「枠を超えた人たち」がこの場所を創ってきた。